120本日4/17、国交省より、省エネ住宅ポイントの実施状況が発表されました。それによるとポイントの申請受付け状況は以下の通りです。

(1)新築  2,188戸
(2)リフォーム  4,137戸
(3)合計  6,325戸

3月末時点の集計です。受け付け開始が3/10ですから22日間の申請数です。2月の上旬にはその内容は公表されていましたし、26年度補正予算案が出る前から詩文などで話題になっいた割には、あまりスタートダッシュが良いようには思えません。

新築の場合は1戸当たり30万ポイントですから、6億5千万ポイントです。リフォームの場合、今回はかなりポイント数に幅がありそうですが1戸あたり10万ポイントと(多めに)みると4億1千万ポイントとなり合計で10億ポイントを超える申請の受付があったようです。

たしか予算は今年度の本予算と合わせて900億円だったはずですから、このペースで消化されるとすれば、かなり時間が掛かりそうです。ちょっとスタートダッシュが悪いように思えます。そういえば「すまい給付金」もスタートダッシュが悪かったはずですが、どうも国の施策にはこの業界は鈍感な感じがします。

住宅エコポイント時と比較してみる

平成22年3月にスタートした住宅エコポイントの時は、最初の1ヶ月での集計は以下の通りでした。

(1)新築  163戸
(2)リフォーム  3,527戸
(3)合計  3,690戸
※期間H22.3/8~3/31

良く見るとこれも残念な数字です。この時と比べてみると、今回の申請数は新築に関してはかなり多いことになります。となると、やはりこの数字は予想以上に多い数字なのかもしれません。

昨年の12/末以降の契約者が対象ですから、準備をしていた方は多かったはずですが、年度末と重なったとか、評価機関での審査期間が意外と長かったりしてるといったことが影響しているのかもしれません。確か前回は1万戸/月を超えたのは4か月目だったはずですから、今回はどうなるのか注目です。もし4月の申請件数が1万戸超えていれば、ハイペースと言えるのかもしれません。